熊本にマンガのミュージアム?

マンガミュージアム展開催中の熊本近代文学館にて 記念シンポジウムがあります。日時:平成24年8月26日(日) 午前10時〜正午 会場:熊本県立図書館3階大研修室 定員100名パネリスト 表智之(北九州市漫画ミュージアム) 芳崎せいむ (漫画家「金魚屋古…

マンガミュージアム展

熊本近代文学館にて、 マンガミュージアム展を開催中です。 貴重な原画を多数展示しています。是非、生原稿の力強さを感じにきてください。

この夏の思い出

しばらく書き込みしていなかったので、夏の間の記録をまとめておこう。 クママン関係については別のブログに書いておいたので、それ以外の事項を記しておく。8月18,19日は恒例の天草湯島行き。母方の実家のある湯島に通いだして十年になる。最初は奥さんと、…

夏休みマンガ企画目白押し

さてこのブログもちょっと間が空いてしまった。この間色んなことが一気に進んだので、これまでに進行している計画をお知らせしよう。①湯前マンガ美術館 運営会議参加 8月上旬 10月開催予定のマンガ展、11月のマンガフェスタの企画つくり。現在マンガ展の企画…

プロジェクトに仕事が少しずつフィ得てきた

地元の新聞社とのタイアップで夏休みに熊本日日新聞社の新聞博物館で「熊日記事に登場した熊本出身の漫画家たち」という 企画が進行中。土曜日の熊日に案内記事が掲載される。この企画に向けて熊本出身のマンガ家の描いたマンの単行本を探すのを手伝っている…

これからのクママンの構想と妄想

熊本マンガミュージアムプロジェクトが活動を始めた。公式ブログは別に立ち上げたが、パソコンの不具合で更新できず、八代のMさんにお願いすることに。このブログでは私の個人的な思いを書いておくことにする。今日で予備校のレギュラー授業も終了。夏期講習…

風呂屋での事件

機能は久々に時間が取れたので孫を連れて近くの銭湯に行く。お風呂が大好きなこの子のはしゃぎようったらなかった。しかしそこでとんでもない事件が・・2歳半の孫がトイレから私が出てくるのを待っていたときに指がドアの隙間に挟まってしまいどうしても抜け…

「森崎書店の日々」感想

待ちに待った映画「森崎書店の日々」を見に行く。 画面にあふれる古本屋の日常、ゆったりとした時の流れ、忙しさ流されてこんな時間を持つことをすっかり忘れていた。 いままで一度も古本屋に行ったことがない主人公がうらやましい。待っているのはこれまで…

被災地に音楽を届けるコーディネーターを探して!

予備校の同僚の知り合いの音楽家に日本フィルのメンバーがいます。今回の大震災の被災者の人たちに、演奏活動を通して被災地の人たちに元気を取り戻して欲しいと考えてこんな活動をしてきました。 http://d.hatena.ne.jp/japanphilblog/20110407/1302167163 …

ガンバレ!若者達、マンガはまたこれからドンドン届けるよ!

東日本大震災の被災者に私たちマンガミュージアムプロジェクトとして何かできないかとこの間ずっと考えてきた。もう少し現地が落ち着いてきたら、マンガを満載した「移動マンガ配給車」を手配して現地に赴くことも考えている。プロジェクトに関わっている自…

ドキュメンタリー映画「ハーブ&ドロシー」を観る

ドキュメンタリー映画「ハーブ&ドロシー」を観る この映画は、アメリカの国立美術館“ナショナルギャラリー“に2000点あまりのアート作品を寄付して話題となったヴォーゲル夫妻の軌跡を追ったドキュメンタリー。慎ましい生活の中から、30年以上に渡って作品を…

熊本県マンガミュージアム化構想

ちょっと空き時間ができたので、熊本をマンガミュージアムで繋ぐ構想を考えてみた。 これまでは各地域にマンガ関連施設が点で存在しているところが多く、どうしても地域全体への広がりが見られなかった。そこで熊本県内にいくつかの拠点設置し、点を繋げて面…

マンガ関連のロードマップ

予備校業務がひと段落したのも束の間、今年度はやたらと日程が詰まってきた。 今後のマンガ関連のロードマップは次のようになっているが、果たしてどこまでやれるもやら。①NPO法人「熊本マンガミュージアム」を7月までに立ち上げ ②合志市のカントリーパーク…

最近の動きメモ

最近の動きを忘れないようにまとめてアップ ①「くまもとマンガミュージアムに取り組む古本屋亭主」 1回目 NHK熊本2011年2月16日夕方6時熊本のニュース「クマロク」 2回目 NHK九州ネット「おはよう九州」2月17日午前7時50分 ・キララ文庫を拠点として立ちあげ…

熊本の女子大学でマンガ講座開講

世の中、思わぬところで色んなつながりができているものだ。このブログやかつての記事を読んだ大学の先生から思いもかけない話が飛び込んできた。熊本の某女子大学でマンガの話を半年間やってもらえないかという申し出だ。去年のゲゲゲの女房展以来色んなと…

さよなら特急列車有明、リレーつばめ

長い間通いなれた福岡行きの特急列車有明、リレーつばめが間もなく姿を消す。あの灰色の車体、ゆっくりした座席ともあと2ヶ月足らずでお別れだ。代わって登場するのが新幹線さくら、みずほ。でも新幹線を利用するためにはいつも乗っている上熊本から一旦熊本…

本たちの悲痛な叫びが聞こえる

予備校業務も一区切りついたので4日前から本格的に本の整理作業に取り掛かっている。これまで25年のキララ文庫の蓄積というか澱(おり)のような沈殿物が各所にたまっていて片付けは容易ではない。 倉庫として学生アパートを4部屋借り切っているが、ここも稼…

ようやく日記を書けるようになった

前回から随分間が開いてしまった・・今日で今年度の受験対策も終わり、ようやく日記を書けるようになった。 この間、北九州漫画ミュージアムの準備室を訪ねたり、熊本マンガミュージアムの構想をまとめたりと結構色んな事をやってきたがそれはまた後日。とり…

この一年の最大の収穫

今年も間もなく終わり。色々あった一年だが最大の収穫は熊本マンガミュージアムが設立に向けて少しずつ動き出したことだ。キッカケは去年の古書即売会で「マンガと共に60年」という講演が文字になったこと。その本を読んだ近代文学館の館長が今年の夏に文学…

朝日新聞熊本版 視点@熊本 コラム最終稿(第10回)

●本文 2012年、北九州市に「漫画ミュージアム」がオープンする。この種類の博物館としては九州初となる。構想段階から関心を持ってみてきたが、同市で重ねられた議論は今後、同様の施設を作るときの参考になる。 注目したいのが、この施設の方向性に関す…

砂漠の中にぽつんとたたずむキララ文庫

店も開店してそろそろ4半世紀になる。開店当時に生まれた子供が漫画を読む年令になって店に通い始め、やがて漫画を卒業して社会に出て行く。しばらくして結婚し子供が来て今度はその子供が店に出入りする・・そんな時間が何度も繰り返しこの店では過ぎていっ…

第九回 原稿   変わり行く古本屋業界

熊本大学の近くでマンガ専門の古本屋を初めて間もなく4半世紀が過ぎようとしている。この間、マンガ業界にも古本屋業界にも様々なことがあった。古本屋によく足を運んだことがある人なら気がついていると思うが、最近は個人経営の古本屋がめっきり少なくなっ…

第8回 原稿  熊本マンガミュージアムプロジェクト

本業は漫画の古本屋だが、くまもと・市民オンブズマン代表として、行政の不正な公金支出などをチェックする活動も続けてきた。だが正直なところ、告発ばかりをやっていたのでは疲れてしまう。 そこで最近は、行政への提言活動も行っている。その一つが、漫画…

朝日新聞「声」投稿 テーマ「古本屋」 11月4日 朝日新聞九州版掲載

中学生の頃、「将来やりたい仕事は何なの」聞かれたことがある。「貸本屋さんか古本屋さん」と答えたときの母親の落ち込んだような顔を今でもよく思い出す。もともと体が弱かった私は絵本、文学全集、学習雑誌を好きなだけ買ってもらっていた。でも本当に読…

第7回記事

【本文】「漫画のデジタル化」 電子化でコンテンツの保存整理を 深刻な不況から抜け出すため、ある出版社がこんな構想を立てた。採算の取れない雑誌の廃刊▽ネット配信に特化した新雑誌の創刊▽漫画専用の電子端末を開発▽作品中にスポンサーの商品を登場させて…

日本マンガ学会 九州マンガ交流部会のご案内

日本マンガ学会 九州マンガ交流部会 第19回例会 日時: 11月13日(土) 14:00〜16:30 場所: 熊本大学 全学教育棟 E203教室(入場無料) (下記の「熊本大学 キャンパスマップ」黒髪北地区の17番の建物です。) http://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou…

アニメ「ヤマト」のプロデューサー、海で転落死

思えばヤマトも色々ありました。初回放送の視聴率の低迷、劇場版上映をきっかけにして起きたヤマト現象、オールナイトニッポンを貸しきってのヤマト特集、アニメ雑誌アウト、アニメージュのヤマト特集、ブルーノアの失敗、ヤマトファイナルに対するファンの…

第6回 記事

昨夏の政権交代で残念だったのは、「国立メディア芸術総合センター」(アニメの殿堂)構想の頓挫だ。漫画やアニメなどの資料収集や展示、情報発信の場となる予定だったが、「ハコモノ事業」と批判され、中止になった。建物は なくてもいいが、漫画コンテンツ…

宇土貸本店、20年ぶりの訪問

今から20年前、阿蘇に2軒の貸本屋があった。店の名前は両方とも「宇土貸本店」、ご主人が宮地の店を、奥さんが内牧で店を切り盛りし、そこの売り上げで4人の子供を大学に通わせたというのだから大変な苦労があったに違いない。戦後間もなく開業。当時は娯楽…

第1回原稿 マンガが危ない

熊本市の鶴屋百貨店で毎年開かれてきた「古書籍即売展」の40周年に合わせ、昨秋、講演会を行った。題は「マンガと共に60年−戦後漫画私史」。漫画と育ち、漫画界の出来事をリアルタイムで経験し、還暦を過ぎてもその魔力から離れられない。自他ともに認め…