さよなら特急列車有明、リレーつばめ

長い間通いなれた福岡行きの特急列車有明リレーつばめが間もなく姿を消す。あの灰色の車体、ゆっくりした座席ともあと2ヶ月足らずでお別れだ。代わって登場するのが新幹線さくら、みずほ。でも新幹線を利用するためにはいつも乗っている上熊本から一旦熊本駅まで戻らなくてはならない。代金も片道1,500円以上高くなるし、あんまり早く博多に着くものだからゆっくり寝る暇もなくなってしまう。
新幹線が開通すると一体誰が得をするのだろう。熊本も博多も通過点になり、ストロー効果で購買力は大阪に吸い上げられるだけではないのか。新幹線開通で浮かれていられるのは最初だけなのかも知れないのに。

もっともリタイアする車両に何だか妙にシンパシーを感じるのは、自分の今後と重ね合わせているかもしれないね。