熊本マンガミュージアムプロジェクト会議

近代文学館での「ゲゲゲのマンガ展」に参加してくれたマンガ好きのメンバーで熊本マンガミュージアムプロジェクトが立ち上がった。参加者は近代文学館館長、同館スタッフ、県庁秘書課、県地域事務所員、熊大教員、ワンピースパーク設立委員会、県産業技術センター所長、それに私を加えて9名。さらにマンガ学会から一人、合志市職員、上天草市職員の面々も参加が予定されている。
私のいとこで箱根にあるラリック美術館の主任学芸員が作成してくれた「熊本におけるマンガ・アニメミュージアムの役割と将来性」という論文をベースに今後の活動について話しあった。
それぞれの思惑は①町おこし、熊本経済の活性化 ②ワンピースを目玉にしたテーマパーク設立 ③熊本のマンガ文化の底上げ ④マンガアーカイブ設立等様々だ。それだけに何か新しいことが出来そうな期待感も高まっている。
9月27日の初回の会合で紛糾したのは設立をじっくり時間をかけてやるのか、それともできるところから先に進めていくのかという点だ。私はこれまで待ち続けてきたのだからそんなにあわてることはないという立場だが、メンバーの中にはいくら時間をかけても完璧なものはできないのだから、できるだけはやく着手すべきだという意見も多かった。
場所も色んな意見がでた。市内の上通り、坪井周辺、熊本駅構内、阿蘇の波野や長陽の廃校、天草の離島、葦北、水俣など意見続出。こういうのはあれこれ考えること自体が楽しい作業だ。
お酒が入った席だったので後のほうでは話がぶれ始め結論を出すには至らなかったが、とりあえず2回目の会合を10月24日、熊大で開くことが決まった。(メーリングリストもできたので関心がある方は連絡してください)

私としては7月にあった周防大島での期間限定ミニマンガ図書館のような、地元に密着したものをイメージしていたが、何だかどんどん話が大きくなってきて、今後どうなっていくのか全く予測できない状況になってきた。