「マンガと共に60年―戦後漫画私論」講演録完成
去年の11月に鶴屋デパートであった「熊本県古書籍即売会40周年記念講演会」の講演録がこのほど完成した。
そうたる講演者の中に紛れ込んで漫画の話をしたのだが、改めて読み返してみると赤面しそうなことばかり喋っていたようだ。ところが世の中はわからないもので、漫画の話題が帰って新鮮だったのか各方面から思わぬ反響をいただいている。
出久根達郎さんからのお手紙には「漫画の話、面白かったですよ」というコメントをいただいたし、地元の熊本日日新聞のコラムにも取り上げてもらった。これはきっと現在放送中の「ゲゲゲの女房」が、昔の漫画の話を面白く取り上げているので、そのメディア効果のおかげなのだろう。
この本のラインアップは次のとおり。限定300部で代金は1,500円、興味のある人は当店までお申し込み下さい。(残部僅少!)巻末には「古書籍即売会40周年のあゆみ」も掲載されている。
1、中村青史(元熊本大学教授・熊本八雲会会長・草枕交流館館長)
「昔、古書店様々、今、素通り」
2、橋本 博(きらら文庫店主)
「マンガと共に60年―戦後漫画私論」
3、渡辺京二先生(思想史家 熊日紙上に「黒船前夜」を連載中)
「書物という宇宙」
注、2日(金)のみ場所・時間が違います
午後2時30分〜4時 鶴屋東館7Fカーネーションホール
4、井上智重先生(熊本日日新聞社編集委員 熊日紙上に「ことばのゆりかご」連載中)
「私と古本屋地図」
5、徳永 洋先生(横井小楠研究家)
「古書で出会った横井小楠」
6.河島一夫(舒文堂河島書店社長)
「古本屋入門」